好奇心

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事実に基づいたコンテンツと類似性との境界線

事実に基づいた情報(Google基準)を発信していくとなると、既にある事実を利用して情報を発信していく必要がでてくる。・・となると気になるのは類似コンテンツになりえないか?その境界線はどこにある?
類似コンテンツと評価されるコンテンツの境界線

著者ランクを上げるためのコンテンツ内容の正確さとは?

前回、Googleがコンテンツ評価に事実と信頼性を導入?の記事で
考察した内容の中で三つの点をまとめてみた訳だけど

  • コンテンツとして伝える内容の正確さ(事実に基づく)
  • 閲覧者へのユーザビリティ(わかりやすい構造)
  • 検索エンジンが判断しやすい形式(schema.org等)

おそらく情報を発信する著者として信頼性を上げる要素は
「コンテンツの内容の正確さ」だと思われる
全てにおいて判断基準がGoogleのナレッジーベースだとしたら
記事テーマを上げた時点で、そこには明確な答えがある事になる

  1. 問題=記事タイトルキーワード
  2. 回答=コンテンツ
  3. 答え=ナレッジベースが判断

自分で投げかけたテーマに対しGoogleが把握してる情報と一致することで
その人の発言は正しい!と答え合わせで○を貰う
その結果が=著者評価+1 的なものだとしたら・・
既にWEB上にある情報を元に記事を書いていくこと
これが一番失敗しない方法とも言える
だけど、それって・・

WEB上の類似コンテンツとの境界線

例え引用や一部コピー等をしなくても同じテーマを選び
正確な情報を意識して書こうとすれば
必然的に同じような内容になっていくよね
Googleの品質ガイドラインではこれを良しとしない
学生の頃の小論文やレポートの課題を思い出してほしい
みんな同じテーマで課題を出された時に
どうして、あんなにも個人個人で評価が変わるのか?
それにはまぁ・・先生の好き嫌いの判断要素(人間性)もあるけど
おおまかな採点基準部分点要素というものがある
例えば

  • 起承転結がしっかりしてるとか
  • 5W1Hの基本構造が出来上がっているとか
  • テーマを元にさらにテーマを掘り下げているとか

これと同じように考えれば、WEB上での著者評価についても、ただタイトルに選んだキーワードについての情報を原稿用紙(400文字)を埋めるように書いていくだけではダメなんだと思う
どうして(hタグ)という見出しタグがHTML4の古い構造時代から
HTML5という最新環境になっても引き継がれてる重要要素なのか?
これは書かれた情報を量ではなくテーマを細分化した段落にわけて
検索エンジンがわかりやすく認識するために必要な事なんだと思う
だから、そこに活路はあると思うんだ

部分点で加算、減算されていく?

小論文ってテーマに対しての自分の意見を伝える
これに対して読書感想文は自分の感想を述べる
「意見」「感想」ではまったく違う
ここには「受身」「攻め」の大きな違いがある
例えば、プレゼンテーションを考えてほしい
相手に何かを納得させるためには
相手が納得する何かをわかりやすく提示する必要がある
価格であったり、コンセプトであったり一方的に言ったところで
それをどう判断するかは相手の知識量に左右される曖昧な要素
自分が伝える内容が「何を基準」にしているのか?
誰もが知っている「共通認識」を使う事で説得力は増す
これは例えば・・の理論とも似てる
瞬間理解!例え話の名言集
小論文でも自分の意見を述べる際に

  • 参考になった文献
  • 歴史上の偉人の名言
  • 実際に起きた歴史背景の引用

こういった後押し要素があれば自分の意見がさらに強調され
相手にも「何を伝えたいのか」がしっかりと理解される
これが小論文でいう所の部分点(加算ポイント)
これと同じような仕組みをWEB上で考えると「引用」だと思う

引用も特殊なタグのひとつ

引用=リンクと思われがちで、もちろん、リンクするだけなら
<a href="url">リンク先はこちら</a>で済む
だけど、引用には<blockquote>リンク先の文章</blockquote>という
これもまたhタグ同様、特殊なHTMLタグが用意されている
「~の発言を基軸に~」という使い方が正しい
つまり、このタグを使ったリンク先と自分が発信する情報は
否定・肯定に関わらず関連付けされるのではないかと思っている
現にこの<blockquote>タグにはさまざまな制約がある
※詳しくは<blockquote>を調べてみよう
自分の発言だけでは事実を証明できない
この事から、事実に基づいた正確な情報が評価に値するのであれば
自分の情報の正確さを証明するための引用が必要なのでは?
という考え方もできる
ただ・・引用には注意が必要だ

引用元の情報が間違っていたら?

評価には良しもあれば悪しもある訳で
WEB上にある全ての情報が正解とは限らない
前回も言ったように事実は人の数だけ存在する
その中で、自分の意見を後押しするつもりで都合の良い同調意見を探し
それを引用元にした結果・・自分が間違っている事を強調してしまう可能性もある
※被リンクにはマイナス評価もある

引用しなければいいのでは?

何も引用しなければ信頼が下がる可能性はないと思う(関連付けなし)
ただ、それだともちろん、事実に沿った事を書いていたとしても
自分の情報が正しいと証明する力は弱い
おそらく著者の評価は変わらないと思う
その他大勢が同じ課題に対してただ提出する小論文と同じ
類似コンテンツとして判断される可能性は高い
テーマに基づいた事実を伝える引用先をベースに
「+α自分はこうだ!」という新しい意見を発信することで
著者として評価されるんじゃないかと思ったりもしている今日この頃
被リンク数とかじゃなく、リンクの質に評価基準が変わるって事は
リンク先にも気をつけなければいけないって事なんだろうね
まだこのナレッジベースが検索結果に影響を及ぼすレベルとは思えないけど
将来的に実装されたら関連性の低いリンク先が多い人ほど・・
ピンチがくるかも・・ね
リンクされてるのはしょうがないとしても・・
自分でリンクしてる先は今のうちに見直したほうがいいかも?

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