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Googleの誘導ページガイドライン更新の考察

スマホ対応しなくてもPCサイトの検索結果は影響がない・・とモバイルユーザビリティを怠っているPCサイト運営者にも大打撃のアルゴリズム「ドアウェイ」を考察してみよう
Google ドアエウェイ ガイドライン

ドアウェイ(誘導ページ)ガイドラインとは?

Googleの品質ガイドラインにある誘導ページの定義が新しく更新されたようです。
詳しい内容やどういうのが該当するのか?というサンプルについては公式のブログを見てください
ここでは実際に誘導ページか?否か?の基準として書かれてる項目を例に、どうすればこのアルゴリズムを回避できるのか?について考察していこうと思います

コンテンツが具体的なのに広く一般的なキーワードでSEOしていないか?

言葉どおりに受け取ると日本語として意味不明なんだけど、これって「タイトルの長さ」についての言及とも受け取れます
最近は流行なのか長文の煽り文句の記事タイトルが多いように感じます。でも実際検索結果に表示される長さって・・28~31文字。それ以降は・・・・って表示になります
タイトル長すぎる
ユーザー目線で考えると、タイトルで何が書かれてるのかわからないため、結局スニペット(説明文)に書かれてる文章に自分の探してるキーワードがあれば見る・・という二度手間になる
タイトル+煽り文章(一般的なキーワードが多い)
この一般的なキーワードってのもちょっと気になります

  • 一般的に知名度があるキーワード(検索トラフィック多い)なのか?
  • 一般的に関連性(テーマの複合ワード)のキーワードなのか?
  • である・です・ます・とは?であるからして・・などのつなぎ文字

どれが該当するにしても、言い換えれば
「タイトルにキーワードつめこみ過ぎ」は共通の問題
どんなに色々言いまわしても、タイトルに表示される文字数は限られてるし、伝えたい事はコンテンツの中身についてわかりやすいキーワードだけでいいよって感じかな
逆の例も考えてみよう

テーマが具体的なのに広く一般的なキーワードでSEOしていないか?

このように考えた場合、問題点がタイトルではなく「コンテンツ」のほうに意味が逆転してくる。
タイトルは適当につけてコンテンツ内容がいろんな方向に話が脱線してないか?
誘導?という概念からはかけ離れるんだけど、余談だったり、補足だったり、ユーモアを含めたジョーク例え話など、本筋のテーマから脱線するようなキーワードもある意味、広く一般の人が知っているキーワードを使ったSEOをしていると該当する可能性も・・
じゃ、タイトルに直接関係しないキーワードでコンテンツは書いちゃいけないのか?という点についても、HTML5から新しく登場したHTMLタグで解決できる仕組みになっている

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アンパンマンは、飢えた人々を主人公のおじさんが助けるという地味な内容で、発表当時には人気はあまり出ないだろうと言われていました。現在、アンパンマンは子どもたちに絶大な人気を誇っています。食べ物という身近なものが、子どもたちの想像力を刺激するのかもしれません。
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アンパンマン誕生秘話
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作者のやなせたかし先生は、人間は食べられないのが一番つらい、それを自分の身を犠牲にして助ける人こそが本当のヒーローだと考えて、アンパンマンのキャラクターを思いついたそうです。
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GoogleはHTML5環境なので、こういった専用のタグも認識される。本筋から離れる内容を書く場合は、重要度を下げる「補足」というタグで区切ってここは重要ではない!と伝えるとともに、文章はそのまま表示できます。こういうのもまた時代の技術と対策として生まれてるんですね
大事なのは「名(タイトル)」「体(コンテンツ)」を表す
こうやって両方を考えると「誘導ページの捉え方」も変わってくる

主観をGoogleに置く!検索結果から見て「誘導ページ」?

誘導ページかどうかは、サイトオーナーのユーザービリティ目線でみるか、Googleの検索結果表示目線で見るかで意味と目的が大きく変わってくる
誘導ページの概念をサイトオーナーの目線で考えてしまうと

  • コンテンツをよりよく!
  • より訪問者のためにわかりやすく!

こういった形でしか対処できないと考えるが・・
それが「正解」とも言えないのは「答え」がないから

逆にGoogleの目線に立って考えた誘導ページというのは物凄くシンプル
一言で言えば「検索結果を汚すな」に尽きる
サンプルでは具体的な問題サイト例を見せているが、構造の問題点よりも、実際はそういったサイトが「検索結果上に表示されること」を懸念し、対策としてペナルティの対象とし「それらを表示しない」という措置をとるのだと思う

ドアウェイ誘導ページ対策をまとめてみた

誘導ページになる可能性のあるページはインデックスさせない
すでに対象になる可能性があるページがインデックスされているなら、Googleのページ削除を実行し、サイト側ではそのページにnofollow,noindexをつける。この誘導ページのガイドラインがコンテンツではなく、検索結果に表示されるページに対してのものであれば、そもそも問題のページをインデックスさせず、存在しないページとしてしてしまえばいい
Googleインデックスさせない
簡単イラスト解説!ページをインデックスさせない理由
タイトルは簡潔にコンテンツは盛大に!
タイトルで人目を引く煽り文を作ると長文になってしまい、結果、そのタイトル全てが表示しきれないとなれば、検索ユーザーに伝えたい内容も伝わらず、クリック率も落ちるだけでなく、掲載しているGoogleに対しても「よくわかんねー記事を上位に出すなよ!」といわれる要因になる
だからといって、コンテンツを制限する必要はない。ただの誘導ページと思われないように、タイトルはキーワード1つであっても、そのキーワードに基づく訪問者に役立つ情報満載(関連キーワード等含む)で他を圧倒するような情報量のコンテンツを掲載すればいい。
もちろん、本筋からそれる感想や例え話などを含めてもいいし、それを意図的にこれはタイトルの本筋とは関係がない「補足」という形で専用のタグをつけて伝えてもいいと思う(※HTML5環境に限る)
その上で「名」「体」を表す
先にコンテンツありきでタイトルは後付け
私にとっては今まで意識してやってきた事だから別にいまさらwって感じだけどね

なぜこのタイミングでアルゴリズム更新が?と感じた事

これは私の個人的な見解なので・・
信じるも信じないもあなたしだいです!
このアルゴリズムが来た時点で思ったのが、モバイルユーザビリティ対策をしてなかった人への手のひら返し・・というか、実は計画的だったのでは?と思う点
「PCサイトの検索順位はモバイルユーザビリティの影響を受けない」
公式の回答では質問に対し、こういう発言があったらしいけど、本当にPCサイトがモバイルユーザビリティによる検索順位の変動の影響を受けないかどうかは・・4/21以降の結果をみなければわからない事だった。
しかし、ここにきてこのPCサイトも対象となるドアウェイアルゴリズムを実行されると・・
その発言の真意を実証するのが難しくなる
モバイルユーザビリティ対策をしなかったから順位変動したのか・・
ドアウェイアルゴリズムの影響で順位が変動したのか・・
どちらにしても真相は闇の中
普通にサイトを作ってるだけでも該当しそうな項目ばかりだから
こればっかりは実際にアルゴリズム発動でどうなるか・・
こうご期待! (☆Д☆)キュピーン!!Σ(゚Д゚;)

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