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エックスサーバー 新サーバーに移行するメリットと注意点

新サーバーへの移行はメリットしかない!既存ユーザーは今すぐ乗り換え!これから契約する新規ユーザーはハードウェア大幅増強・最新サーバー環境からのスタート!CPUや搭載メモリ量の強化、オールSSD構成への変更、nginxやHTTP/2への対応、MySQL5.7への対応、基盤システムの高速化!しかし移行後に忘れると大変な・・おっと話は本文でしよう
エックスサーバー 

今エックスサーバーを新規契約するメリット

  • ハードウェア大幅増強した最新サーバー環境からのスタート!
  • 最大12倍(16GB→192GB)となる搭載メモリの大幅増強
  • 最新CPUへの変更によるCPU性能の大幅な向上
  • HDD構成からオールSSD構成への変更
  • nginx搭載、HTTP/2対応によるWebサイト表示速度の向上
  • MySQL5.7への対応
  • 基盤システムの高速化
  • その他各種ソフトウェア・ライブラリのメジャーバージョンの変更

今現在、契約して利用してる私たちは残念ながらこんな素晴らしい環境からスタートする事はできず・・そしてまだこれらの環境への移行が行われていないので、今から新規でエックスサーバーを契約する人が羨ましい!妬ましい!うらめしぃ(ノД`)・゜・。なんならもう一個サーバー契約するか!?


既存ユーザーも新サーバーへ移行できるが順番待ち

今現在利用してる人は、何もしなくても順次新しいサーバー環境へ対応されますが・・対応スケジュールを見て愕然(゚Д゚;)

  • [sv1~sv200.xserver.jp] 2018年3月~6月(予定)
  • [sv201~sv500.xserver.jp] 2018年6月~9月(予定)
  • [sv501~sv700.xserver.jp] 2017年12月~2018年3月(予定)
  • [sv701~sv900.xserver.jp] 2018年3月~6月(予定)
  • [sv901~sv1000.xserver.jp] 2017年11月
  • [sv1001~sv1100.xserver.jp] 2017年12月~2018年3月(予定)
  • [sv1101~sv1300.xserver.jp] 2018年6月~9月(予定)
  • [sv1301~sv1999.xserver.jp] 2018年9月~12月(予定)

おいおいおい・・おれっち順当にいっても、来年6月~9月って・・今から契約する人は即対応なのに、何年も契約してきたユーザーがこんだけ後回しって・・Σ(゚д゚lll)ガーン
と思った方はご安心ください( ̄ー ̄)ニヤリ (゚Д゚;)
このスケジュールを待つ事なく新サーバー環境へ移行する仕組みも用意してくれてました

今すぐできる新サーバーへ簡単移行3ステップ

最新サーバー環境にいち早く移行したい!という情報強者のみなさんに朗報です
順当にいけば来年6月~9月まで待つ事になった私ですが・・
すでに新サーバー環境に移行済みです( ̄▽ ̄) (゚Д゚;)オォ
新サーバーのスペック
素人なので詳しい事はよくわかりませんが、CPUがv4(2.40GHz)×2、メモリが192GBへの増量という時点で明らかにこれまでの環境とは大きく違うというのはわかります。これで新サーバーに移行してよかった!・・と思わない奴はいないでしょ(笑)
実は新サーバーへの移行はたった3ステップ!

STEP1:データコピー

新サーバー データコピー
データコピーのボタンを押してしばらく時間がたつと、データ移行の準備ができました。という表示がでるか、あるいは、コピー失敗の理由が表示されます

データコピー失敗する原因

新サーバーへデータを移行するにあたって次の問題があると、コピー失敗、キャンセル状態になり、問題を見直してから再申請してくださいと表示されます

  • MySQL4のデータベースが存在する場合
  • 最新サーバー環境で非対応のPHPバージョンが選択されている場合
  • 独自SSLの発行申請中の場合
  • IPアドレスベースの独自SSL設定が存在する場合
  • サーバー利用期限が1ヶ月以内の場合
  • その他、移行作業で引き継ぐことができない設定情報が存在する場合

ちなみに、私がひっかかったのは、PHPのバージョンが非推奨4.x.xという事でした。該当したドメインが表示されます。※マルチドメインで運営してる場合、複数まとめて表示されます。その指摘されたPHPのバージョンを最新のPHP7.x.xに変更後は表示はでませんでした

データベースパスワードの形式が古いと言われる

引き継ぎにあたって古いデータベースの場合、パスワードの入力を求められる事があります。普通にMYSQLユーザーパスワードを入力すれば作業は進むのだけど・・あれ?パスワードなんだっけ?(;´・ω・)思い出せない・・という時は、潔く新しいパスワードを作りましょう
サーバーパネルを開き、MYSQL設定から、パスワードが思い出せないデータベースに許可を出してるユーザーを一覧から開き、パスワードを新しく変更します。そのあとにmもう一度データコピー申請画面からデータベースパスワードを入力すればOK
MYSQLとPHPバージョンアップ時の注意

  • mysqlのデータベースが古い
  • phpが非推奨

この二つに関しては、簡単に対応できます。変更する事でメリットしかありませんが、注意しなければいけないポイントもあるので以下の記事を参照

Mysql5.5に移行したらデータベースが壊れた

PHP5→7でサイト表示の爆速化 エラーと対策について

新サーバー移行中にDdos攻撃(笑)

DDOS攻撃を受けていと、その影響で移行が失敗するかもしれません。
エックスサーバー 障害情報

STEP2:確認

データコピー移行 確認
データコピー時に何が変更されたか、エラーはなかったかのログを一覧を確認できます。主な変更点は以下の部分です

DBホスト名変更

ファイル変換ログ

不要なphp-cgiファイル削除

不要なphp-cgiファイル削除

不要な.htaccessの記述をコメントアウト

不要な.htaccessの記述をコメントアウト

php.ini内の高速化モジュール設置を修正

php.ini内の高速化モジュール設置を修正
データコピー実行ログ閲覧で確認できる項目ですが、素人目には何がどう変わったかはわからないので、とりあえず自分で設置した何かが書き替えられたという部分がなければ特に気にしなくてもいいと思います

STEP3:移行・切替

上記、準備が整ったらデータ移行・サーバー切替を押すだけです。この時から新サーバーでの運営がスタートしていますが、一定期間は旧サーバー情報にアクセスできる権限を与えられます
移行元サーバーへのアクセスについて

新サーバー移行後の注意

さーて、新サーバーに移行したからうっはっは( ̄▽ ̄)っ
て鼻高くなる前に、やっておかないと大変な事についてお話しましょう
実は新サーバーにデータを移行して、一般公開しているデータへのwebからのアクセスの類は、すべて新サーバーに移行したデータが表示されるのですが・・その移行後も、古いサーバーに追加されたデータを手動で取り出すために、アクセスが可能になっています
実はこれが便利なような非常に厄介な事に発展します

メール受信・送信サーバーを切り替えよう

メールソフトのPOP受信 smtp受信変更しないとメールきません
メールソフトでエックスサーバーが受信したメールを受信する設定にしていた場合、POPとSMTPは古いサーバーを参照している状態になっています。従って新サーバー移行完了という連絡が来てから、ある程度すれば、受信メールがぴたりと止まってしまいます。
POPとSMTPの受信サーバーを新しいサーバーに変更するのを忘れないようにとしましょう
それまで古いサーバーに届いていたメールがどわぁ!(゚Д゚;)っと送られてくるので注意

SSLサーバー証明書更新未完了のお知らせ

SSL証明書更新 未完了のお知らせ
任意で.htaccessにhttp→httpsリダイレクトの記述をしていると失敗する可能性があります。その場合は、.htaccessにアクセスして任意で追記した部分を一旦削除してから、サーバーのSSL一覧から、対象のURLを選択し、更新を押してください
SSL証明 更新未完了

FTPホストのアップロードサーバー全変更

FILEZILLAやFFFTPなどのFTPソフトを利用してる人は、アクセスするためのFTPホストを変更しないといけません。これを忘れたままにすると、サーバー切替から14日以内にアップロードしたデータは、古いサーバーにアップロードされてしまい、新しい新サーバーには反映されないどころか、そのまま旧サーバーにアクセスができなくなった際、取り出す事も不可能になります
SIRIUSやホームページ作成ソフトなどのツール上にFTP機能がついている場合、接続するFTPホスト名を新しいサーバー名へ変更が必要です。現時点ではどちらでもアクセスできる状態です

旧サーバーへのアクセス画面 アカウント名+xsrv.jp

移行元サーバー

新サーバーへのアクセス画面 サーバー番号+xserver.jp

新サーバー 移行先
移行後14日間はどちらでもアクセスできてしまうため、この期間内にアップロード先のFTPホストを変更せずにサイトコンテンツを更新してアップロードした場合、それらのデータは新サーバーに自動引き継ぎされる事はありません。旧サーバーへのアクセス期間が過ぎればデータはすべて破棄されると共に、FTPホストも接続エラーになってしまいます。この作業はかなり致命的なので絶対に忘れないように
新サーバーに移行したらFTPホストをまず第一に変更しましょう
実はこの作業が一番大変でした・・( ;∀;)数百個あったよ・・
WPの場合は【サーバー変わっても影響ない】のが救いですね
ホームページを作る権限は与えられてないけれど、替わりにWPに特化したサポートのWPXもありだな~とひしひしと感じてしまいましたね


COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 6 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. たぬきちさん こんにちは!
    さゆこです
    わたしも10月半ばくらいに新サーバーに勢いだけで移行しました!
    その移行した日に勢いついでに新しいテーマを買っていじって、記事も修正したら
    翌日すべてがなかったことになっていたという悲しい事件が・・( ;∀;)
    あと読んでて気がついたんですけど
    FTPソフト名を新しいサーバー名に・・っていうのやってない。。
    一回読んだだけだと知識がなさすぎて理解できないので
    またちょこちょこ勉強させてもらいに来ますね~^^
    ではでは

    • さゆこさん 毎度(≧▽≦)
      10月の時点で移行してたんですか、早いですね!
      なぜ翌日すべてになくなっていたのかはちょっとわからない(;^ω^)
      FTPソフト名やってない!?・・え!?やってないのですか?
      サーバー移行前にサイト作ったりしてた場合、FTP接続先が旧サーバーなので
      移行猶予期間の14日すぎたら・・FTP接続先問題起きてませんか?
      それとも旧サーバーはそのままアクセス可能にしたままにしておくのだろうか(;´・ω・)
      14日間だけだし、普通にシリウスとかのFTP接続先変更しないとダメだと思うのですが・・

      • たぬきちさん
        さっき見てみたら、10月16日にサーバー移行してて、猶予期間の14日はとっくに過ぎてるんですけど特に何もエラーなどなく普通です。
        シリウスも見てみたんですけど至って普通…。もしかしてわたしがアフォすぎて気づいてないだけとか?

        • さゆこさん
          シリウス側のFTPについてですけど、猶予期間が終わっても
          旧:アカウント名.xsrv.jp でも接続できるという事ですか?
          その旧にアップロードした内容は
          新:サーバー番号.xserver.jpで接続した先にも反映されてます?
          もし、反映されているのだとしたら、猶予期間とはなんなのか・・
          そして、旧サーバーから新サーバーへの転送量という無駄な負荷があるような・・(;´・ω・)

          • あ、ごめんなさい!
            さっきのたぶん間違いです。
            ホスト名変えても接続されるんですけど、アップロードしようと思うと旧になるというか、、そんな感じです。

          • さゆこさん 毎度
            ちょっと伝わらないです(;´・ω・)
            ホスト名を変える=旧FTPアカウントでも新サーバーにアップロードされる?
            とりあえず新サーバー用のFTP情報に書き換えておけば問題はないですよ(∩´∀`)∩

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