好奇心

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SEOの問題を解決したい人の心理とあてにならない検索結果の都市伝説

安定の1~2位からある日突然、圏外へ・・検索結果から特定のページだけが消えた。そんな事が起きれば、必然的に「検索順位 落ちた なぜ?」「検索結果 圏外 理由」といった特定の検索ワードになるのは当然。しかし、それに対する検索結果は役に立つ?というお話

安定順位からの急落による損失発生

安定の順位を保ち、おそらくそのページだけでも結構な稼ぎがあったサイトオーナーから、「検索順位が圏外になった」という報告を受け・・
え?あのコンテンツクオリティで!?Σ(゚д゚lll)ガーン
正直、以下の要素を満たしている自他共に認める優良コンテンツ

  • HTML5という最新の環境
  • Schema.Orgなどの構造化も一部利用
  • 内容の更新は頻繁に行う(追記・リライト)
  • 大型専門サイトの1ページ(内部リンクも循環)
  • 意図的な被リンクなし

サイト全体が検索結果から消えた訳ではなく、更新頻度の高い特定のページのみが検索結果から消えた・・。しかし、インデックスはされている状態で、登録から消されたという状態でもない。しかもSearch Consoleで確認すると、手動・自動ともにペナルティはなし!
まったくもって意味不明な圏外飛びである
1~2位をキープしていた、稼ぎ頭のページがいきなり圏外に飛んでしまった心境を考えると・・

  • 「なぜ?どうして?圏外!?」
  • 「検索結果にないんですけどー?」
  • 「順位下がった?どこまで下がった?3ページ以下もないんだけど・・」

という精神的に追い込まれ、検索ワードのボキャブラリーが少なくなってしまう気持ちがわからんでもない
つまり、SEO対策情報を探す人というのは

  • まったくSEOを知らない初心者
  • SEOを意識する!基本をしっかり勉強したい中級者
  • SEOを取り組んだ結果、SEOのどつぼにはまる上級者

この3パターンに絞られる訳だ
それぞれ、問題に対する検索ワードの多少のブレはあるけれど、基本、「順位の変動の理由」や「検索順位が圏外ぶっ飛び」に関するキーワードで出てくるSEO対策情報が非常に都市伝説で役に立たないという事だけはわかったので、パターンをまとめてみよう

ここを見ろ!都市伝説SEO対策に踊らされるな

1:最もな発言をしているが情報が古い

SEO対策は昔は自作自演のリンク集で、そこら中にある個人の中小検索エンジンに登録しまくって、被リンクを集めまくって、リンク数優遇の時代もあったけれど、今はアルゴリズムの自動ペナルティ判断の精度もあがり、ガイドラインも変わった訳で・・そこに書かれている情報精度・・
再現性が高ければ高いほど時期が問題
更新日付をチェックしろよ?
情報の更新日付をチェックしよう更新日付をチェックしよう
参考記事:情報弱者からの脱出VS強者の対策
以前、SEO対策で相談を受けた際、「なぜそんな事をした?」という内容を事後報告で受け、参考にしたのがこの記事・・とページを開いて即キレました
おまえ、3年前のSEO対策、参考にしてんじゃねーよ(#^ω^)

2:受け売りのように誰でも知ってる確定した事実しか言わない

SEOといえばコンテンツが大事というが、コンテンツは何が重要かについて具体的に答えるアフィリエイトサイトは少ない
今、SEOといえば? に対する答えはコンテンツが大事~!と幼稚園児が脊椎反射で答えるレベルで多くの人が言っているが、実際の所、じゃ、コンテンツが評価されるには?という深く突っ込んだ考えに対する答えを書いている所は少ない
表面的なキャッチコピーでも文字として起こしてしまえば検索ワードでひっかかる程度の集客目的が多く、魅力的なタイトルで釣って・・という問題に対する答えではなく、一発屋の記事ネタが多く、大抵がSEO専門家の受け売りをそのまま掲載しているだけで、その先に独自で踏み込んでいく情報が少ない
おまえはどうなんだ?という方もいると思うので、このブログの上記の検索窓で「SEO対策」と検索するか、タグ一覧にある「SEO対策ボタン」を押してもらえば、どんだけ何年も独自でSEOを検証して追いかけてきたかの過程(データあり)を見て納得してもらえると思う
最後までしっかりと読む気なら、1か月はかかると覚悟してくれ、途中で投げるなら最初から読まないほうがいいレベル。ただ、過去記事だけに情報は古いので
昔はよかった、今はダメ!っていう情報に気をつけろよ( ̄ー ̄)ニヤリ Σ(゚д゚)ガーン

3:自己流の成功体験談(過程の情報なし)

「私はこれで問題解決しました」という体験談の情報こそ、検索順位が下がった、上がったで一喜一憂する人が探している情報である。しかし、その解決しました!うまくいきました!の結果の報告だけで、具体的な情報はなく、そこに至る過程をすっ飛ばし、再現性のない自己満足で終わる情報も多い
これには二通りのパターンがあり
1:裏では凄い苦労したけど、報告だけ という問題解決報告
2:仰々しいタイトルで釣って、何か商品でマネタイズ目的
この何かをマネタイズするのに最も多いのがSEOにふれた情報教材という稼ぐノウハウ系

4:SEOは情報教材のとおりにやればいいんだよパターン

情報教材はしょせん車の教習所レベルの事しか教えない(稼ぎは保証しない)
ごきぶりホイホイならぬ、完全なるSEO初心者ホイホイ
こんな僕にもできた!的な成功者(上位化したよ的なレベルでも)の意見という事で、まったく知識がない初心者にしてみれば、2個上の優しい先輩くらいの距離感
だから、親近感を持って相談もしやすい・・という形で、先輩から「俺、これ使ってるだけなんだよ。これ使えば俺みたいな馬鹿でも上位化さ!」という感じで薦められたら、無条件で買ってしまう人が多い
例えるなら、車に乗りたいなら、いい教習所教えるよ?って言われてるようなもの
行動する事に不安を抱えている人に、期待できる未来の話をするという、話のすり替えを行うパターンだが、実際に、問題が起きてしまって対処法を探している人にとってみれば、現実的な対処法まで触れる事はないためまったく役に立たない

まじめだからこうなっちゃう・・SEO中級者ほいほい

人に聞くより自分で情報を探す!というスタンスで、独学である程度、結果を出してきたSEO実践者にしてみれば、検索順位が圏外にぶっ飛んだ・・という、独自の行動が悲劇を招いた!?という印象を受ける結果は非常に残酷な結末
最初から基本に則って・・基礎を学べばよかった・・という、失敗のマイナス思考から、もっとSEOについて詳しくなるために、情報教材の購入だ! という流れでどつぼにはまるパターン
本当に知識がない人であれば、多少は勉強になるかもしれないけれど、そこはマネタイズにはまったく関係がないほんとのwebの基礎知識の部分(ブログの作り方とかアクセス解析、HTMLの基本とか)であって、いざ商用目的で取り組んでいこうとしたら大抵は・・

  • すでに自分でやっている事
  • ネットを検索すれば見つかる程度の情報

というパターンが非常に多く、販売者の過去の自分の成功体験に、ネットから拾った情報で肉付けした程度の情報で初心者を食い物にしているのか・・と絶望するレベル
1000ページあれば、980ページくらい無駄(約20ページは具体的な作業説明)
その980ページを見終えるまでにかかる時間は、順当に作業に従っていっても半年から1年、宗教レベルで外部の情報を断捨離すんだから、そら新しいSEOのアルゴリズムやら何やら、周りから言われても、信者である内は聞く耳もたんだろうし、教材を450ページくらい読んで、飽きて、現在のSEOとの比較を検索したら、教材にまったく乗ってない新しい情報がいっぱい出てきて・・
浦島太郎になるのは目に見えてる事
常にリアルタイムで変わる今のSEOガイドラインでは使えないという意味です

そういう周りの変化に気づいてやっと洗脳が解けて解放される訳だ お疲れさま( ̄▽ ̄)
今、SEOに関する教材がほとんど出ないのは、再現性に責任とれないからだと思う(笑)
当然、上記のアルゴリズム変化以前に販売されたものは・・
ちなみに、当初の検索の目的は「検索順位が圏外に飛んだ なぜ?」「順位が下がってしまった 対策」であるからして、誰かの成功体験→使ったおすすめ教材→購入して実践という、話のすり替わりにスムーズに騙されたとしたら、自称中級者です(情報の真偽を見抜く目が育ってない)
予期せぬ事態に思考停止してるから、誰かの成功体験という安心の結果に、わらにもすがりたい気持ちはわかるけれど、そこに飛びついちゃうと泥沼というか、海の底
参考記事:情報の海を制するために! アフィリエイト物語 海編

5:特定の条件に絞った上級者向けの情報などない!

今回のような2年以上、1~2位を安定のキープ、意図的な外部SEOもしておらず、Schema.Orgなどの構造化やh見出しによる細分化も行い、コンテンツも頻繁に最新の情報に更新し・・という
考えうる最高のSEO(最適化)を行ってきたサイトが、徐々に順位が5位・・10位・・と下がるのではなくいきなり、圏外に消えた
こんな現象が起きれば、誰だって思考停止するだろう、まさに想定外である
もちろん、「2位から圏外」「上位からいきなり圏外」など検索しても、初心者~中級者釣りの都市伝説SEOサイトばかりヒットして、同じようなケースに出会う事はまずない
実際、相談された側としても、何をどう検索したらいいのか想像もつかない
だって、普段から完璧なSEOを意識してるの知ってるからね(;´・ω・)
例えば、サイトのテーマ・テンプレート変更によるもの?と考えた場合、同サイト内の別のページは生きている(アクセス安定)している理由がわからない。例えば、根本のデータ変換時に行うシステムの構造化エラーを疑った場合も、同様に別のぺージに影響がでてない
こんな時、SEOの上級テクニックを実践していて、周りに参考になる情報がない場合どうしたらいいか?色々と知識がある人ほど、行動をしなければ!とあせるものですが・・実際はその真逆です

動くな 触るな 火傷するぞ!経過観察で情報を集めろ

GoogleSEO都市伝説も、過去いろいろありましてね、ハネムーン(新規立ち上げサイトが上位化)とかサンドボックス(検索結果から隔離)とか、つまる所、そういうありそうでなさそうな、なさそうでありそうな情報が色々あります

目視チェックのため検索結果から短期間の隔離

Googleの中の人がどのような形で目視チェック対象を決めるのか明確になっているのはSchema.Orgの構造化を使った際です。Schema.Orgを利用する場合、ガイドライン違反=虚偽の申告となり、通常のペナルティよりも重度のペナルティになる事が記載されています。

単純なバグor試験的な調査対象になった

天下のGoogleとはいえ、完璧ではありません
アルゴリズムの調整中にバグやエラーなどの問題が出る事があります
参考記事:Google検索結果のタイトル表示が変なのは何かの前ぶれか
本来なら気づかないレベルのわずかな短期間の圏外移動(調査対象として)であっても、その変化を常に追いかけている人にしてみれば・・急激な変化として原因を探って右往左往してしまうでしょう
問題が起きたのは月の特定の日に最新の情報に更新する(ショップ情報更新)というタイプのものなので、検索エンジンにとってもデータ収集にちょうどいい対象だったのかも?なんて考え方もできます
例えば、1位に掲載した時と、2位に掲載した時の
クリック率の変化によるコンテンツの質の調査
例えば、意図的に圏外に飛ばした時の
サイトオーナーの反応調査(意図的なSEOに走るか?)
たまたまそういう調査対象に選ばれたのかもしれないという事も・・とまぁ、こんな感じで結局、憶測は山ほど出てきても、確定情報は何ひとつないです(笑)
だから正解はなにもしないで見守るだけ
見守るといっても、このレベルです (◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)クワッ!

  • 問題が起きたページURLと順位変動(GRC)
  • アクセスが激減したキーワードの調査(検索アナリティクス)
  • インデックス状況の変化(site:とinfo:コマンドでキャッシュチェック)

圏外に消えた・・という表現をするから悪いものとして捉えられるけれど、一般でも、大事な事を決める時ってじっくり中身を確認したいから一旦持ち帰り案件にするでしょ?
大事な事は持ち帰って検討するのが一般的
コンテンツに自信がある(ユーザーのためになっている)のであれば、ここはいったん深呼吸して、とりあえず、内部での審査結果が終えるまで、なにも変化を加えず、経過を見守りましょう
見守るといっても、このレベルです (◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)クワッ!

SEO対策で順位が落ちた・・なぜ?と悩んで解決法を探す場合

  • まず自分がどんなSEO対策をしたのか?
  • 何が問題だと特定するのか?
  • その問題を解決するためにどう行動するのか?

具体的な確定情報に絞り込んでいけば、本当に自分がやるべき対策が見つかりますよ
今回のケースは最先端のSEO全部やってた上に結果も出ていただけに
当事者もアワアワ・・なぜ・・なぜだぁぁと苦しんでる模様(リアルに収益減)
とりあえず、果報は寝て待て( ̄▽ ̄)
寝るといっても、このレベルです (◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)zzz Σ(゚д゚)ネテネー
追記:
この記事を書いて公開しようと思ってた翌日、順位が元に戻った!との報告がありました
実験対象だったのか、目視チェックだったのか、ただのバグだったのかはわかりませんが
あれで圏外飛んだら、本当の意味でSEOって何?ってなるわ(;´・ω・)アタマオカシーンジャネ
完璧にやっていてもこういうアクシデントが起きるんだから、常日頃から、自分がいつ?どこで?何を?どうやったか?というトレースアビリティができるようにしておきましょう。いざ問題が起きた時、自分の記録を辿れば問題点を絞れますから
参考記事:質問を質問で返す事で問題と人柄がわかる

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 6 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 初めてコメントさせていただきます。
    SEOは、とても重要な事だと知りつつ何となく敬遠しがちなので・・・(涙)、
    とっても面白く拝見させてもらいました^^
    また、読みにこさせてもらいます!

    • 京香さん いらっしゃい
      SEOは、だれに?何を?どう伝える?をコンテンツで明確にし(ユーザビリティ)
      そのコンテンツの内容を正規のルールで記述する事(クローラビリティ)
      情報を求める人にも、情報を探す人に提供するロボットにも
      どちらにも、自分の発信する情報は何か?を的確に伝える事
      そのためにはどうすればいいか?
      これを考えるのも、SEO(情報の最適化)でっせ( ̄▽ ̄)

  2. はじめまして。
    ブログランキングから来ました。よろしくお願いします。
    ブログの内容もとても勉強になりましたが、なによりテキストの色使いや
    絵がとても可愛くて、読みやすかったです!
    こういうふうに書くと読みやすいし、人に伝わるんだなぁと思いました。
    ありがとうございます。

  3. こんにちは!
    あんなです!
    今20時間耐久コメント周りでお伺いしています(__)
    いやー面白かったです(^^♪!
    本人はそれどころじゃないだろうけど(笑)
    本当にいいものを提供していたなら
    海のような広い心で見守っていればいいんですね(*´▽`*)
    SEOなんて全くできない私が言うなって感じですけど(;O;)
    ランキング応援ぽち完了です!
    またきます(*^_^*)

    • あんなさん いらっしゃい
      >本当にいいものを提供していたなら
      海のような広い心で見守っていればいいんですね(*´▽`*)
      理屈としてはそのとおりです(/・ω・)
      しかし、そうは問屋が卸さないのがSEOの怖いとこ・・
      20時間耐久コメント周りですか、若さゆえの・・ですね(;´・ω・)
      今後につながる何かを得られるといーですね!頑張ってください

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