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雪対策まとめ!冬の怖さは寒いだけじゃない

雪の降る北国では定番の知識だけど、雪が降らない地域の人は知らないと危険な要素をまとめてみた
雪の怖さ

近年の雪の降らない地域に雪が降る異常気象

近年は異常気象・・なんて言葉がもはや定番化すぎて・・
気象予報が間違ってるんでないの?なんて思ったり
そこにきて、気象衛星ひまわりよりも精度が桁違いに違うといわれる
H2Aロケット気象衛星ひまわり8号が打ち上げられ
来年の夏から稼動するとの事で来年は異常気象なんて逃げ言葉は
言わせねーよ?的な状態
でも、今年も雪は降る!たぶん、どさっと降る!
ありえない地域にもドガっと降る!(昨年の山梨のように)
元々雪が降る地域にしてみれば
それが多いか少ないか程度の問題なんだけど
雪が降らない地域で生まれ育った人にしてみれば
色々カルチャーショックな雪国の常識があるので
今の内にそれを対策しておくことをおすすめします
以下の点を知らなかったら要注意!

雪片付けの道具は用意しておこう

雪が降る地域なら、ホームセンターにいけば
確実に売っている除雪道具
スコップやスノーダンプ(消耗品)

これが雪の降らない地域では売ってないというから驚き・・
雪が降らないから需要がない=店も仕入れないって事だから
当然といえば、当然なんだけど
それによって大打撃を受けたのが昨年の山梨の大雪
山梨に知り合いがいるので、リアルタイムの状況を知ったけど
雪片付けの道具なんてないからてんやわんや
店も仕入れてないから、買う事もできない状況だったらしい
今年は昨年の経験もあり対策するらしいけどね
雪片付けといっても電動除雪機ってほどじゃない
ガジェット好きなら道具にこだわりたい人もいると思うけど
そんなに本格的な雪片付け対策をしなくてもいいという場合
我が家では掃除機感覚で使えるこんな道具を使ってます
TORO電動除雪機(Power Shovel)雪かき楽々

非常用の灯油ストーブの重要性

ストーブという文化が都心部にない事に驚き
というか、時代の流れか・・電気が全てなのでそれは仕方ない
最近はエアコンにも暖房機能があったり
オール電化住宅蓄熱環境が完備されてたりするけれど
停電という事を考慮しておいたほうがいい
停電といえば、雷や地震などの影響を想像しやすいけれど
雪の降る北国では、雪の重さで電線が断線して停電になる
雪対策ができている北国でもね・・
何の対策もしてない地域であれば
大量の雪の重さに耐える対策もないだろうから
あっさり電線がイってしまう可能性もある
そうなると、電化設備というのは非常に脆い
東日本大震災の時の停電で一番困ったのは
3月中旬という事で、まだ冬まっさかり
ただの停電ならすぐに復旧する可能性もあるけれど
同時に多くの地域で雪で断線してれば復旧まで数日かかる可能性も・・
あの時は3日間電気なし生活だった
我が家は灯油ストーブがあったからよかったものの
近隣のオール電化住宅やこたつメインの家は
寒さに震えて悲惨だった模様
一夜あけて、ホームセンターから
飛ぶように売れたのは・・灯油ストーブだったそうな
東日本大震災の停電でわかる灯油ストーブのありがたさ

別に普段から使う用途ではなくても
緊急の寒さ対策のために用意しておいても無駄にはなりません
※時期が冬だとマジで死活問題・・

庭木の雪囲い

一軒屋で庭に立派な木や来年咲く花などがある場合
雪囲いという板や藁で雪の重みに耐えるための準備が必要です
強い木であれば、ほったらかしてもいいけれど
雪の重みでつぶれてしまいそうなものはしっかりと対策が必要です
雪囲いの仕方についてはこちらを参考に

雪が降る前にスタッドレスタイヤと冬用ワイパーへの交換

昨年、都心部では突然の雪に対し
夏タイヤで事故を起こしていたケースが多かったそうで・・
北国にしてみれば、初雪がふるちょうどこの時期あたりに
スタッドレスタイヤへの交換が一般常識
スタッドレスタイヤに交換する目的としては
雪で滑らないようにする事で

自分から事故を起こさないように

事故に巻きこまれないように(玉突き事故)

冬道で事故を起こした時、ブレーキを踏んだ!といっても
夏タイヤだったら、100%で自分が悪い事になりますから・・
また、フロントガラスに雪が積もると意外と重くて
夏用ワイパーだと壊れる可能性が高いです
ワイパー壊れるとマジで悲惨ですよ・・?

フロントガラスに傷が付くから動かせない

フロントガラスに雪が積もって走れない

ワイパーにも冬用というものがあるのでしっかり交換が必要です
じゃないと、走ってる時の吹雪とかも怖いですからね
それとあわせて雪落としという道具もあります

片側がプラスチック、片側がゴムベラになっていて
凍った部分はガリガリとって、雪の部分はさっと掃く
実は・・この道具もないと悲惨な事になります・・
寒い中、手で雪を払うか、暖房かけて溶けるまで待つか・・
雪が積もったまんま走ってる車を見たら要注意です
ブレーキして上の雪がどさってフロントガラスをふさぎ
急ブレーキをかけてきて玉突きするケースもあります
危ないなあの車・・と思ったら

車線を変える

車間距離を十分に取ること

鍵穴が凍って鍵がぽきっと折れる恐怖・・

たぶん、雪国の人はこれ経験ある人もいると思います

鍵穴が凍っていて鍵が入らない時の絶望感

鍵を回したら、ボキって鍵が折れた時の世界の終わり感

正直、そんなのねーよと思う人もいるかもしれないけれど
事実、そんな事があるからこういう商品が存在します

これは雪が降る、降らない以前に寒くなったら要注意
まぁ、・・買っておいて車に積んでた時点でアウトなんですけどね(笑)
外仕事の方は普段お手持ちのバッグかなんかに入れとくといいです

雪が積もってからの運転で気をつけるポイント

通常、法定速度は60kmですが、雪が積もった場合
スタッドレスであっても40~50kmに減速
前方への車間距離は車2台分は開けたほうがいいです
ABSが付いてるからといってもABSは自動では止まりません
オート・ブレーキ・システム ではありません
アンチロック・ブレーキ・システムの略です
タイヤがロックしてハンドルコントロールを失わないようにするためなので
永久にブレーキはかかりません(最後に離してもう一回ふみが必要)
これは北国でもよーーーーーーくある事故の例なので
アナログなテクニックだけど、地味にポンピングブレーキは忘れずに

ポンピングブレーキ:ブレーキを複数回に分けてちょんちょん踏む

最近流行のAEBS(先進緊急ブレーキシステム=自動ブレーキ)について
性能はわかりませんが路面状況でタイヤが滑る・・
制動距離の変化を想定してるとは思えません
というより、その自動で止まる距離の設定によっては
車間距離が詰まりすぎて、冬場は返って危険な気もします
便利な車の機能であっても、やはり最後はドライバーの操作
例え、亀でのろまと言われても、冬の車間距離は多めに
玉突き事故防止にもなりますからね

屋根の上の積雪量にも注意しよう

実は雪の降る地域と降らない地域では
家の建築の仕方に大きな違いがあります
北国の屋根は基本、斜めになっていて室内の暖気によって
屋根の表面の雪がとけてすべり落ちる仕組みになってます
滑らせて落とす
最近は雪を落とせない敷地(隣接する家など)の関係上
無落雪型の屋根も増えてるようです
雪を溶かす
余談ですが、私は無落雪を・・村苦雪 と考えた時期があり
村は高齢化で、若手がいなくて、除雪苦しいんだろうか・・
なんて、間違った覚え方をしてた時期があります(笑)
ただ、北国の家でも雪質(濡れ雪等)によっては積もってしまうため
定期的に屋根の雪下ろしという作業が発生します
雪の降らない地域ではこういった対策がないため
予想以上の大量の雪が積もると家がつぶれる可能性もあります
33m2、積雪60cmでおよそトラック一台分(4t)です
2階の人は自分の部屋の上に、トラックが乗ってると思ってください
雪が落ちないような平らな屋根の家は
大量の雪が降ったら注意です
ある程度積もったら、適度な雪下ろしを・・
ただし、下に雪を落とす時は人がいない事を確認してください
メリー!メリー!苦しみマース!(´▽`)ノ雪かき地獄なお話

おしゃれは足元から・・もとい、雪道の安全は足元から

雪が降って一番怖いのは普段あるく路面状況の変化です
冬・・と言えば、コートやダウンなど防寒着が重要・・と思いきや
雪が積もり、氷が張る道では、そんなもんよりも大事なのが
滑らない!という絶対的な安心を得ること
氷の上で転ぶと色んな危険があります

倒れて怪我をする(腰強打で半身不随)

頭部強打で意識不明、かばった腕が骨折

転んだ所に、車が滑ってくる(夏タイヤだとね・・)

まぁ、上は極端な例だけど、100%ないとは言えない危険
私は昨年、話題のブルームボールシューズを手に入れてみたけれど
滑らない安全を得る代わりに コスパ悪ぃ・・と思いました(笑)
ブルームボールシューズ

やっぱり、冬道の安心はこれ、スノトレ!

低価格で防水・防寒で足元は暖かく、何より長持ち!(3年~5年はいける!)
子供の頃は裏にスパイク付きで氷の上でも滑らない
光に反射する蛍光塗料タイプで暗くなるまで遊んでました
大人用の革靴っぽいシックなタイプなどバリエーションも豊富
冬場の通勤用などでもおすすめ

冬という季節は、スキーにスノーボードと
楽しいレジャーがいっぱいある季節だけど
生活密着レベルでも、ありとあらゆる危険があるので
その危険を理解して、少しでも安全に過ごすために準備は大事です

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. こんにちは!たかみやです。
    私も北海道在住なので冬は雪に悩まされています。
    ほんっとこの雪はいやです。
    今年は新しい冬靴を買おうかと考えているので、
    参考にさせていただきます。
    応援させていただきます。ありがとうございました。

    • たかみやさん はじめまして
      北海道民ですか!雪のエキスパートですね
      冬ならではのレジャーが楽しめる季節だけれど
      生活レベルでは色んな弊害でますからね(汗)
      安全は足元から、いい靴が見つかるといいですね

  2. 私まだ足首までの積雪とか経験したのって、修学旅行で長野行った時と、スノボで広島の山に行った時だけなんだけど、今年あたり経験できるかなーw
    うちエアコンと床暖房しかないから、断線したら凍死フラグだな。こええええー
    あのソリみたいなのって、草スキーのところでそんなの見た事あるけど、九州では一般家庭にはないものだね。
    うちの近所は積るよやばいよって言われてるから、今年こそはまじで対策しないとだなー

    • 今年あたり経験できるかなーw じゃねーよ!(# ゚Д゚)
      まさに今日、こっちは朝から晩まで降り続き積雪量は60cm
      今年の初雪にして冬将軍の本気度を感じた進軍・・
      今日しんしんと降り続いた粉雪は
      明日、氷や濡れ雪という抗うことすらしんどい猛将になっていくのだ
      ・・明日は屋根の雪おろしも発生確実だわ・・
      レジャーで戯れる雪と日常にのしかかる雪は
      ・・ちがうぜぇ~?(エガちゃん風)
      ちなみに雪での断線はすでに今年、電車であったみたいだよ
      さすがに電車という事で最大スピードで修理されたみたいだけど
      これが雪対策のない地域の一角となると・・修理は果たしてどうなるだろうね
      対策は早めにしたほうがいいよ
      事が起きれば争奪戦だからね(笑)

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